ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝
ストーリーは、「ドラゴン・イン」の後日譚ということだが、前作を観ていなくても問題なく観られた。 ただ、前作を観たほうがより楽しめると思うので、ぜひ観てみたい。
武侠作品にしては、スケール感や意外性があるものの、その都度いいようにもっていくような展開で、全体を通してみるとまとまりがなかった。
3Dのため、CGに頼りすぎていたのもいただけない。 せっかくジェット・リーが出ているわりに、カンフーアクションがあまり楽しめなかったのが残念。 やはりジェット・リーは、生のアクションにかぎる。
今回、初めて3Dの武侠作品を観たが、アバターのようなCGが溶け込む世界観で使用しないとやはり難しいと思う。 普通の武侠作品に比べて、3D用に飛びモノの武器が多く見応えはあったが、どうしてもCG部分が浮くのでニセモノ感が強い。 武侠作品でも「風雲」のようなもう少しファンタジー性の高い作品とは相性がよさそうに思う。